ウインターカップ2025男子は、1回戦から全国級のカードが連発していますが、ここから先に待つ「勝ち上がり後の注目カード」も見逃せません。
今年の男子トーナメントは、強豪が同じ山に固まっていることもあり、2回戦～準々決勝からすでに“全国大会のクライマックス級”の試合が実現する可能性があります。
ここでは、1回戦を突破した後に待ち受ける注目対戦をピックアップして紹介します。
■ 注目カードA
【大濠 or 報徳】 vs 【八王子学園八王子（東京①）】
—— “関東王者”八王子に、初戦激戦組が挑む構図
大濠 vs 報徳の勝者は、インターハイ準優勝の八王子学園八王子と当たる可能性が高いブロック。
八王子はサイズとスピードを備えた総合力の高いチームで、特にハーフコートの守備が堅い。
初戦で消耗した大濠 or 報徳にとっては、非常に厳しい壁になります。
● 勝負のポイント
・八王子のリバウンド支配力
・大濠／報徳の疲労度
・ペースをどちらが握るか
→ この対戦は“準々決勝級”の重さがあり、勝者は優勝争いへ一気に名乗り出ます。
■ 注目カードB
【福岡第一 or メリノール】 vs 【仙台大明成】
—— インターハイ4強の明成が立ちはだかる
第一 vs メリノールの勝者がぶつかる可能性があるのは、東北の名門仙台大明成。
明成は毎年タレントが揃っており、ハイテンポの展開で相手の弱点を突く“東北の常勝チーム”。
第一とメリノール、どちらが勝ち上がっても、ここは正念場になります。
● 勝負のポイント
・明成のスピードを止められるか
・第一／メリノールの外角精度
・トランジションの攻防
→ ベスト8前でも全国大会の実力校同士がぶつかる激戦カードです。
■ 注目カードC
【東山 or 中部大第一】 vs 【八王子 or 大濠（報徳）】
—— 右下の山が“地獄ブロック”と呼ばれる理由
東山 vs 中部一の勝者は、八王子・大濠・報徳といった全国トップ級の学校とぶつかる可能性が高く、最も厳しいブロックと言えます。
つまり、
東山 or 中部一
vs
八王子 or 大濠 or 報徳
という、普通なら準決勝・決勝で見たいレベルの試合が、3回戦〜準々決勝に出現する構図になっています。
● 勝負のポイント
・東山の完成度 vs 八王子の高さ
・中部一のフィジカル vs 大濠のシュート力
・報徳の走力 vs 東山のセットの精度
→ “勝ったら優勝候補筆頭”と言えるほど重要なブロック。
■ 注目カードD
【鳥取城北（第1シード）】 vs 【北陸（インターハイ4強）】
—— 左上の山の頂上決戦
反対側のブロック（左上）では、
第1シードの鳥取城北と、インターハイ4強の北陸の対戦が実現する可能性が高い状況。
● 勝負のポイント
・城北のインサイド支配力
・北陸の外角と守備の完成度
・ハーフコートの精度
→ この対戦は“反対ブロックの決勝戦”と言ってもいいほど豪華。
■ まとめ：準々決勝前から“名勝負ラッシュ”
1回戦の
● 大濠 vs 報徳
● 第一 vs メリノール
● 東山 vs 中部一
だけでも十分熱いですが、
勝ち上がった先にはもっと強烈なカードが待っています。
・八王子
・仙台大明成
・鳥取城北
・北陸
・大濠／報徳
・東山／中部一
どこがぶつかっても全国レベルの試合になるのが、今年のウインターカップ。
2025年の男子は
「初戦→2回戦→3回戦→準々決勝」まで“ずっとクライマックス”
とも言えるほどの激戦トーナメント構造です。
大会が近づけば、各校の仕上がり情報や注目選手の紹介記事も追加していきます。
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