子どもが生まれると、「教育費どうしよう…」「老後も不安…」とお金の悩みが一気に現実味を帯びてきますよね。
僕自身、三つ子が生まれてから本気で考えはじめました。
そこで選んだのが、iDeCo(イデコ)とNISA(ニーサ)をフル活用する投資スタイルです。
この記事では、実際に僕が取り組んできた投資術を、制度の変化とともに紹介します。
子どもが生まれて始めたこと:まずは“旧つみたてNISA”
最初に取り組んだのは、つみたてNISA。
「税金がかからない積立枠があるなら、使わない理由がない」と思って即スタートしました。
2020年からスタートし、積み立てを継続して今ではおおよそ1.5倍に資産が増えています。
この間、市場が上下しながらも右肩上がりで推移してくれたことに助けられました。
特定口座での追加投資&ジュニアNISAにも参戦
つみたてNISAの上限(月33,333円)を超えても積立を続けたかったため、
特定口座での追加投資も並行して行っていました。
さらに子どもたちにはジュニアNISA口座を開設し、教育費の先取り運用も開始。
「毎月少しずつでも、時間を味方につけて増やす」というスタイルを意識していました。
もっと早くやっていれば…と強く思う
正直に言うと、「もっと早く始めておけば…」という後悔があります。
医師になってからずっと収入はあったのに、投資の知識もなく、お金をただ貯めているだけだった数年間。
資産が増える“時間の力”を、もっと早く味方につけられていればと思います。
それだけ、早く始めることの価値は絶大です。
現在は「新NISA」でつみたて&成長投資枠を活用
2024年からスタートした新NISA制度では、以下の2つの枠があります。
- つみたて投資枠(年間120万円まで)
- 成長投資枠(年間240万円まで)
僕はこの2つを活用して、リスクを抑えながら投資を継続中です。
つみたて枠で地道に、成長枠で少しアクセルを踏む、というイメージ。
iDeCoも併用して“税金対策+老後資金”
iDeCoも並行して運用しています。
税控除が受けられるため、所得税・住民税の軽減にかなり貢献してくれています。
特に医師のように収入が一定以上ある職業では、節税効果が実感しやすい制度です。
教育費と老後資金、どう分けてる?
- 教育費 → ジュニアNISA(終了)、新NISA(つみたて投資枠)
- 老後資金 → iDeCo、新NISAの成長投資枠
このように目的ごとに枠を分けておくことで、取り崩し時期を明確にして迷いを減らしています。
まとめ:未来の安心は、今の“仕組み化”で作れる
2020年から投資を始めて、今は1.5倍以上に増えました。
あのとき一歩踏み出していなければ、きっと今も「貯金だけ」で不安なままだったと思います。
制度を知って、使って、続ける。
これが僕の資産形成の基本です。
教育費や老後資金に不安がある方は、まず新NISAから一歩踏み出してみてください。
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