Apple は 2025年9月 に「AirPods Pro 3(第3世代)」を発表しました。
従来モデルから大きく進化した点が複数あるので、この記事では公式仕様・強化ポイント・注意点などを解説します。
製品概要・基本仕様
- 発売日:2025年9月19日
- 価格(参考):$249(日本では約38,000円前後)
- カラー:ホワイト
- 耐水・防塵性能:IP57
- 対応モデル例:AirPods Pro 第3世代(MagSafe+USB-C)
主な新機能・強化ポイント
1. ノイズキャンセリング(ANC)の大幅強化
- 従来モデル比で最大2倍のノイズ除去性能
- 新しい音響アーキテクチャと超低ノイズマイクを搭載
- 透明モード・アダプティブオーディオも改良
2. バッテリー性能アップ
- ANCオン時で最大8時間の連続再生(従来は6時間)
- ケース込みで約24時間の再生
- 5分充電で約1時間再生可能
3. フィット性・イヤーチップ刷新
- フォーム入りシリコンチップで遮音性・快適性を両立
- イヤーチップは5サイズ(XXS / XS / S / M / L)
- 本体も小型化され、装着安定性が向上
4. 心拍測定・ワークアウト連携
- 光学式心拍センサーを新搭載
- フィットネスアプリと連携し、50種類以上のワークアウトで心拍数を記録
- 「Workout Buddy」機能で運動時のモチベーションサポート
5. Live Translation(リアルタイム翻訳)
- AirPodsだけで会話の同時翻訳が可能
- 英語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・スペイン語に対応(順次拡大予定)
- 相手もAirPodsを使用すれば双方向翻訳が可能
6. その他の機能
- 新しいUWBチップで「探す」機能が強化
- 通話品質改善(Voice Isolation)
- Conversation Awarenessで話しかけられると自動で音量調整
- アクセシビリティ機能も拡充
- リサイクル素材を利用した環境対応
- 充電ケーブルは同梱されない(USB-Cケーブル別途必要)
AirPods Pro 2との違い
項目 | AirPods Pro 2 | AirPods Pro 3 |
ANC性能 | 標準的に強力 | 最大2倍強化 |
バッテリー | 最大6時間 | 最大8時間 |
イヤーチップ | 4サイズ(XS / S / M / L) | 5サイズ(XXS追加)、フォーム入り |
心拍センサー | なし | 搭載 |
防塵防水性能 | IP54 | IP57 |
翻訳機能 | 未対応 | リアルタイム翻訳に対応 |
探索機能 | UWB対応(第1世代) | UWB第2世代で探索範囲拡張 |
購入前の注意点
- USB-Cケーブルが同梱されない
- 翻訳機能は地域によって利用制限の可能性あり
- バッテリー持ちは環境や音量で変動する
- 心拍センサーは医療用ではなくスポーツ向け
- イヤーチップのフィット感は個人差あり、購入後の調整必須
まとめ
AirPods Pro 3 は、ノイズキャンセリング、バッテリー、フィット感、健康センサー、翻訳機能などが強化され、従来機より一歩進んだ完成度を誇ります。
特にランニングやワークアウトで使いたい人、海外旅行や出張で翻訳を活用したい人には最適なアップグレードです。
ただし、地域制限やケーブル非同梱といった注意点もあるため、購入前に使用環境をよく確認しておきましょう。
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