国民スポーツ大会(国スポ)のバスケットボール競技では、選手は「少年部門/成年部門」に分かれて出場する。
実は「高校生なら誰でも少年部門に出られる」と思っている人も多いが、実際には細かい年齢・学年の制限がある。この記事では、そのルールをわかりやすく整理する。
参加区分と年齢基準の基本
- 少年部門:中学3年生・高校1年生・早生まれ(1〜4月生まれ)の高校2年生
- 成年部門:大会年の4月1日時点で18歳以上が原則
- つまり、高校2年生の多くや高校3年生は「少年部門」には出場できず、成年部門に回る必要がある
「高校生=全員少年部門OK」と思っていた人には意外かもしれないが、制度上はあくまで“年齢基準”で区切られているのがポイントだ。
少年部門:対象学年・年齢の詳細
- 対象は中学3年生・高校1年生、さらに早生まれ(1月〜4月生まれ)の高校2年生
- 高校2年生でも4月以降生まれは対象外で、成年部門へ回る
- 中学3年生を1名以上含める規定がある県も存在
成年部門:出場基準
- 大会年の4月1日時点で18歳以上の選手が対象
- つまり高校3年生は少年ではなく成年部門に出場することになる
まとめ
国スポのバスケは「高校生なら全員少年部門OK」というわけではなく、実際には年齢・生年月日の基準が厳格にある。 中3〜高1、そして早生まれの高2だけが少年部門対象で、それ以外の高校生(高2の大半や高3)は成年部門。 出場を目指す選手や指導者は、自分の生年月日と大会要項をしっかり確認しておく必要がある。
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