みどころ
ウインターカップ2025男子決勝は、完成度の高い2校による頂上決戦となった。
準決勝で示した強さの質は異なるが、どちらも「勝ち方」を理解しているチーム同士の対戦だ。
① 接戦に強い大濠か、終盤に強い東山か
福岡大学附属大濠は準決勝で1点差の試合を冷静に勝ち切った。
残り時間とスコアを正確に把握し、無理をしない判断力は王者らしい安定感がある。
一方の東山は、福岡第一との接戦を第4クォーターで一気に突き放した。
終盤でディフェンス強度を上げ、試合のギアを切り替えられる点が最大の武器だ。
② ディフェンスの質が試合を支配する
両チームとも、勝利のベースはディフェンスにある。
大濠はポジショニングとリバウンドで相手の得点効率を下げ、
東山はヘルプとローテーションの速さで簡単なシュートを許さない。
決勝では、どちらが先に相手の得点リズムを崩せるかが最大のポイントになりそうだ。
③ 主役は一人ではなく「チーム」
両校とも特定の選手に依存しない点が共通している。
流れに応じて得点者が変わり、誰が出てもゲームプランが崩れない。
その分、個人の爆発よりも、
「ミスをしない」「リバウンドを取る」「正しい選択を続ける」
といった基本的な部分の精度が勝敗を左右する。
④ 勝敗を分けるのは最後の5分
決勝は間違いなくロースコアか、僅差の展開になる可能性が高い。
最後の5分間で、どちらが集中力を切らさず、同じ強度を維持できるか。
準決勝を見る限り、
・接戦を耐え抜く大濠
・終盤で突き放す東山
という構図は非常に明確だ。
決勝総評
勢いではなく、完成度と判断力の勝負。
ウインターカップ2025男子決勝は、
「高校バスケの完成形」が問われる一戦になりそうだ。


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