自動車保険って高いけど、本当に全部必要なの?
そんな疑問を持ったあなたへ。この記事では、「お金の大学」で推奨されている考え方をベースに、車・原付・自転車それぞれに最低限必要な補償をまとめました。
✅ 自動車に乗る人が「必ず入るべき」補償(3つ)
1. 対人賠償保険(無制限)
他人にケガをさせたり、命を奪ってしまったときの補償です。
1億円を超える賠償になることもあるので、「無制限」が基本。
2. 対物賠償保険(無制限)
相手の車、建物、店舗、電柱などを壊してしまったときに対応。
これも無制限にしておけば安心。
3. 弁護士費用特約
もらい事故など、自分に過失がない事故では保険会社が交渉してくれません。
ふ弁護士に頼むための費用をカバーしてくれる特約。数百円で入れます。
❌ 不要な補償(人によっては外せる)
・車両保険
自分の車を修理するための保険。
でも修理費は自分で払える範囲なら入る必要なし。
結局これを使うと来年からの保険料が上がる仕組みなんですよね。なので払うのを繰り越してるだけなんです。
なんとなく入ってましたが、これをやめたのが1番大きかった!年間3〜5万円の節約に。
・搭乗者傷害/人身傷害保険
健康保険や医療保険と重複しがち。
自分でカバーできるなら削ってもOK。
・ロードサービス特約
クレジットカードやJAFで対応できることも。
重複していれば外しても問題ありません。
🚴 自転車・原付に乗る人は「個人賠償責任保険」に注目!
自転車や原付は「車ほど危険じゃない」と思われがちですが、他人にケガをさせた場合の賠償額は同じくらい高額になります。
例:中学生が自転車で歩行者をはねた事故 → 賠償額9,500万円
こうした事態に備えるために必要なのが、個人賠償責任保険です。
これは、
- 他人にケガをさせた
- 他人の物を壊した
といったトラブルを、日常生活全般でカバーしてくれる保険です。
✅ 個人賠償責任保険の入り方
この保険、実は自動車保険の特約で付けられることが多いです。
しかも年間1,000円程度で加入できます。
また、火災保険やクレジットカードに付帯している場合もあるので、まずは今入っている保険を確認してみてください。
🔚 まとめ
- 自動車に乗る人は、対人・対物は無制限、弁護士費用特約もおすすめ
- 車両保険や細かい補償は削ってOK(リスクは自己判断で)
- 自転車・原付に乗る人は「個人賠償責任保険」を必ずチェック!
保険は「安心のためにすべて入るもの」ではなく、人生を壊すリスクにだけ備えるものです。
必要最低限に絞ることで、年間数万円の節約になりますよ。
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