三つ子妊娠での入院生活、薬の副作用と戦いながら過ごす毎日。本記事では、入院中盤から出産決定までのリアルな日々と、医師目線で見た多胎妊娠の医療的な側面を綴ります。
「入院生活(前編)」の続きとして、入院日常から帝王切開決定までを記録しています。
入院中の日常
毎日毎日同じような1日を過ごします。マグセントに加えてウテメリンという子宮収縮抑制剤も追加されており、このころには暑さもさらに増強していました。
毎日ペットボトル氷の入れ替えと面会にいく私
トイレ以外はほぼベッド上で読書や動画鑑賞をしているおさ
ノンストレステストは1日3回
3人の心音を確認するのですが、3人もいるので看護師さんは大変です。慣れてくるとだいたいわかってくるみたいですが、初めての看護師さんはかなり困っていました・・
小柄な妻のお腹は、出産直前には、はちきれそうになっていました。
先生から重大な
そんな毎日を過ごしていた私たちですが、いよいよお腹が大きくなってきたこと
ノンストレステストでも張りが大きくなってきたこと
3人も順調に育っていること
目標の32週には届かなかったけど31週4日で帝王切開の予定にしようと話がありました。
驚くことに、なんとなんと、その日は私たちの結婚記念日だったのです。
私たちはもちろん、先生たちもテンションあがってました。笑 結婚記念日が誕生日かーなんかいいなーそんなことを考えていましたが、
しかし、31週2日 その日は祝日だったんですが、朝まだ寝ている私におさから電話が
「もう一人の足が子宮口のところまで来てて、時々蹴っているみたい。先生が、このまま破水して緊急手術になるよりもう破水する前に早めに産んだほうが安全だから、これから帝王切開するって。」
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記事中に「ノンストレステスト」「NST」が頻繁に出てきますが、これは何でしょうか?
ノンストレステストの目的
NSTは、胎児の心拍と子宮収縮の関係をモニタリングする検査です。お母さんのお腹に2つのセンサーを装着し、20-40分間データを記録します。
何が分かるのか
- 胎児の元気度:心拍の変動性で胎児の状態を評価
- 子宮収縮の有無・強さ:陣痛の兆候や切迫早産の判断材料
- 胎児徐脈:危険なサインの早期発見
三つ子妊娠のNSTの特殊性
通常のNSTは1人の胎児を計測しますが、三つ子の場合は3人それぞれの心拍を分けて記録する必要があります。看護師さんは慣れるまで大変そうでしたが、当時の医療スタッフには本当に感謝しています。
切迫早産での入院期間中、夫として感じたこと
妻が長期入院している間、夫として感じたことを正直に書きます。
1. 仕事と病院の往復で消耗する
仕事終わりに毎日病院に通うのは、想像以上に体力的・精神的に疲れます。「仕事を全力でやって、残業もせず、急いで病院へ」という生活が続くと、自分のメンタルも徐々に削られていきます。
2. 妻のメンタルが心配だった
毎日同じ部屋・同じベッドの上で過ごす妻のメンタルが心配でした。動画を見たり読書をしたりしても、根本的な閉塞感は消えません。「いつか必ず終わる」と励まし続けるしかなかった日々でした。
3. でも、医療スタッフへの感謝は尽きない
3人の赤ちゃんを毎日無事に守ってくれた医療チームには、本当に頭が下がります。同じ病院で働く立場として、その専門性と献身に改めて尊敬の念を抱きました。
医師目線で解説:31週4日で帝王切開を決断した理由
記事の最後で「31週4日で帝王切開」と書きましたが、なぜこのタイミングだったのでしょうか?
三つ子の出産時期の目安
多胎妊娠は単胎より早く出産になる傾向があります。一般的な目安:
- 双胎:35-37週
- 三胎:32-34週
- 四胎以上:29-32週
「目標32週」は、新生児の生存率・後遺症リスクを考慮した医学的なゴールでした。
31週4日で決定した理由
記事内にも書かれているように、以下の状況が重なって帝王切開が決定されました:
- 子宮収縮の頻度・強度が増加
- NSTで張りのパターンが顕著に
- 3人の発育が順調で、胎外でも生存可能な体重に達していた
「もう少し待ちたいけれど、母体・胎児のリスクを考えると今が最適」という判断です。多くの多胎妊娠で、こうした葛藤の末に出産時期が決定されます。
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続きは「帝王切開〜出産」で書いています。三つ子の帝王切開当日のリアルな体験記です。
また、入院前半の様子は「入院生活(前編)」をご覧ください。



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