頭のケガでネット包帯が恥ずかしい子に。医師パパは「汗止めヘッドバンド」でガーゼを押さえた|2週間登校した実体験

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⏱ 結論だけ先に知りたい方へ

  • 頭の傷のガーゼを押さえるネット包帯を嫌がる子には、スポーツ用の汗止めヘッドバンドが代わりになる
  • 我が家はステープラー処置のあと2週間、これで登校した
  • ただし処置・ガーゼ交換・抜鉤(ステープラーを外す時期)は受診先の指示どおり。バンドはあくまで「見た目の解決」

小学生の息子が頭をぶつけて、傷をステープラー(医療用ホチキス)で留める処置を受けました。処置そのものは問題なく終わったのですが、帰り道で息子が言ったのはこうでした。

「あの白いネット、どんぐりみたい。学校に行くのが恥ずかしい」

頭のガーゼを押さえるネット包帯は、大人が見ても少し目立ちます。子どもにとっては、それを2週間つけて登校することのほうが、傷そのものより重い問題でした。

なぜネット包帯が必要なのか

ステープラーで留めた傷は、ガーゼで覆って保護します。頭は動くし、髪もあるので、ガーゼをテープだけで留めるとすぐ浮きます。そこで頭全体にかぶせる伸縮性のネット包帯(筒状の白いネット)で、ガーゼを面で押さえるのが一般的です。

機能としては正しい道具です。問題は見た目だけでした。

代わりに使ったのは、スポーツ用の汗止めヘッドバンド

家にあったニューエラの汗止めヘッドバンド(額に巻くスポーツ用の幅広バンド)で、ガーゼの上から押さえてみました。

  • 幅があるので、ガーゼをしっかり面で押さえられる
  • 伸縮性があり、締めつけが強すぎない
  • 見た目はただのスポーツ用品。学校で「ケガの子」に見えない

息子は「これなら」と、翌日から普通に登校しました。

2週間つけてみて分かったこと

正直に書くと、ずれます。走ったり体育のあとはバンドが上にずれて、ガーゼが顔を出すことがありました。我が家では、兄弟(三つ子のほかの2人)が気づいて直してくれていたので助かりましたが、ひとりっ子の場合は先生に一言伝えておくと安心です。

我が家はガーゼとバンドだけで通しました。ずれたら直す、の繰り返しで2週間もちましたが、体育や外遊びが多い子なら、受診のときに「ガーゼをテープで固定してからバンドで押さえてよいか」を聞いておくと、ずれる回数は減らせると思います。

洗い替えは、我が家は1本で足りました。夜に洗えば朝には乾いていたので、毎日そのまま使えました。心配なら2本あると気楽です。

医師として守った線引き

ここは親としてより、医師として書いておきます。

  • 傷の処置は必ず受診先で。ヘッドバンドは処置の代わりではなく、処置後のガーゼを押さえる道具です
  • ガーゼの交換頻度と、ステープラーを外す時期は、受診先の指示に従う。我が家も指示どおりの日に外してもらいました
  • 腫れ・熱・強い痛み・膿・ぐったりなどがあれば、バンドの話ではなく再受診。頭のケガは見た目より中身が大事です
  • バンドをきつく締めすぎない。傷を圧迫するのではなく、ガーゼが落ちない程度で十分です

向く子・向かない子

  • 向く:ガーゼ保護が数日〜2週間続く、学校や習い事に行く、見た目を気にする年齢
  • 向かない:傷が額の生え際より前(バンドが傷に直接当たる位置)、頭頂部で広い範囲を覆う必要がある、医師からネット包帯を指定されている

迷ったら、受診のときに「ヘッドバンドで押さえてもよいか」と一言聞くのが早いです。

使ったもの

よくある質問

Q. 普通のヘアバンド(細いもの)でも代用できますか?

細いと面で押さえられず、ガーゼがめくれます。幅5cm前後のスポーツ用がガーゼの大きさに合います。

Q. ネット包帯より衛生面で劣りませんか?

ガーゼの外側を押さえるだけなので、傷に直接触れるのはガーゼです。バンド自体は毎晩洗えば問題ありません(1本で回せました)。ガーゼ交換は指示どおりに。

Q. 何日くらい使いましたか?

我が家は処置から抜鉤まで2週間、登校日は毎日使いました。

まとめ

ネット包帯を嫌がるのは、わがままではなく、子どもなりの切実な問題です。汗止めヘッドバンドは、処置を変えずに「見た目」だけを解決できる、家にあるもので済む工夫でした。ずれる前提で直しながら使い、処置と交換は医師の指示どおりに。それだけ守れば、2週間の登校はふつうに乗り切れます。

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